Paul McCartneyと夜更かし
Paul McCartneyと夜更かし。
the Beatlesのファンだとのたまいながら、去年ポール来日のチケットを取らず、後悔していたら、体調不良で全公演中止、今年再来日。
というわけでバイト終わりに京セラドームへ。チケット代はバイト3日分です。ええ。ポールのためなら。
一応S席だったのですが、ドームって遠いんですねえ。人生最遠更新。
35分(!?)押しで開演。
以下やった曲名など有りの作文。なにせビートルズの曲しかほぼ知らないので大いに偏った作文。いちばん最後に一般的な感想からズレまくったよくわからん感想がありますのでご容赦ください。
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Magical Mystery Tourにて開幕。マジすか。これにはやったーでした。
Can't Buy Me Love。わお。大好きなアルバムの(というか、ビートルズの中で普段よく聴くアルバムの)大好きな曲。自転車漕ぎながらよく歌ってる曲。を、ポールが、そこで、歌ってる!!!嬉しすぎて楽しすぎて頭のヒューズが飛んだのか、どう思い返しても30秒くらいで終わったとしか思えない。ポールちゃんと2番歌った?とばしてない?(とばしてない。)
And I Love Her。弾き語り。くぅ。
「次はサージェント・ペパーの曲やるよ。あっちがう、これイエローサブマリンの曲やった」(※実際にはポールは大阪弁ではなく英語を話していました。)というMCからAll Together Now。
「こっちがサージェントや!」で、Lovely Rita。
Something。ジョージに、とのこと。だからというわけでもないけれども、なんだか感動して動けなかった。
Let It Be。泣いた…、ピアノ弾き語りから…、思い出しても涙が出る…。最高。
セットリスト見返すと、ビートルズ楽曲もほんとに多い。
アンコールでDay Tripper、
I Saw Her Standing Thereとあと多分ウイングスの曲。
ダブルアンコールでYesterday。これがまた、ギターとキーボードだけでやったのだけれども、これはもうそら。
Helter Skelterやって、Golden Slumbersかまして終幕。
はて。すごいですね。もちろん上に書いたのは一部というか、個人的にくぅぅ、となったところを取り上げただけなので、まだ他にもいっぱい曲はやったわけですが。それでこれですからね…。
ありがとうポール!!
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という感じで思いかえせばたいへん楽しい時間でした。
しかし、ビートルズをスタジオ・アルバムを通してしか知らなかった(時系列で同時性をもってビートルズを聴いたわけでも、インタビューやバンドヒストリーに詳しいわけでもない)わたしにとって、
このライブは、
ほんとにポールが目の前で歌ってる!!!という喜びと、
ポールのバンドがジョンとジョージとリンゴ無しでビートルズの曲をやってるのを前に、ビートルズはほんとにもう無いんだ。という(いや、ビートルズ私が生まれたときには最早解散してるのだけれども)哀しみを
いっぺんに感じるものとなりました。
うううん、となりました。
ポールは、というか、バンドとして、そら、音楽的最盛期は越しているというか。ビートルズと比べるわけにはいかないと思いましたし。
ビートルズが解散して、それぞれの活動があって、ジョンが亡くなって、ジョージが亡くなって、その流れを感じてきたビートルズ、ポールファンからすると、なに言ってんだこいつ、という感想ですが…。
しかし新曲がかなりかっこよくて、それってほんとすげえよなぁ、とも思いました。
あぁしかし、今日ポール・マッカートニーがわたしの前でギターを弾き、ピアノを弾き、歌っていた、ロックンロールを叫んでいたということは、とても幸せなことでした。
うぅん、ロケンロー。