今夜は夜更かし、さらば現実

jazzとrockなどの音楽や洋画と洋画内の俳優に熱心なドイツ語を勉強している文学部生による

Mark Turnerの新譜と夜更かし



Mark Turner Quartet 『Lathe of Heaven』と夜更かし。

マーク・ターナーの新譜!

Mark Turner(ts) 
Avishai Cohen(tp) 
Joe Martin(ba) 
Marcus Gilmore(ds) 

アビシャイ・コーエンが参加しているということで、アビシャイのライブ行く前に絶対聴いていこうということで、いや、音楽的には実際聴いたアビシャイのライブとこのアルバムとはぜんぜん違うのかったのですが、買いまして、聴きまして、一生懸命聴いていると、気持ちよすぎて、ゆらゆらしてしまいました。寝そうでした。いや、なんだか良い音楽というか、噛み合ったのを通り越した音楽を聴いていると、テンポ関係なくユラユラしてしまいます。
いやはやマーカス・ギルモアやばいです。

ジョー・マーティンのベースもとてもかっこいい。しかし、なんといってもマーティン・フリーマンがいちばん好きなマーティンです。と、言いたいのですが、今のところJAZZを聴くマーティン(・フリーマン)ファンに出会っていないので、言ってもあんまり意味がありません。
その他、トム・ハレル(JAZZトランペッター)を略してトムハと書かれた日には「トム・ハーディの音源…!?」ってなってかなり面白かったのですが、JAZZを聴くトムハ(ーディ)ファンに以下略。

マーク・ターナーは前にマーク・ターナーの弟子(?)のBen van Gelder(as)とのクォーテットを生で観て、もう素晴らしく、あの音色は何よりも美しく、もう一回観たいです。
ハイテンションになるんではなく、エネルギーの放出という音楽ではなく、渦巻くというか、吸引力のある音だと感じます。
あの音色の深遠さというか、遠いところで鳴っているのに力があるというか、うーん、かっこいい、という言葉とぜんぜん違うけれど、とても惹かれる音色です。

音楽との幸せな出会い方として、最初に生で観て、こ、これはっ…、と思ってCD屋に走る、というのがありますが、マーク・ターナーもそうでして、幸せな出会いでした、などと思いを馳せつつ、新譜のトレーラーなど。